省スペースでも収納量は抜群の薄型本棚
本棚は、収納力を重視した大型のものが多く見られますが、なかには省スペースでも活用できる薄型本棚というものも販売されています。
薄型本棚が活躍する代表的なケースが、大量の文庫本やコミック本を収納したいとき。奥行わずか17cm、幅55cmという薄型サイズですが、文庫本・コミック本の収納にはうってつけです。高さが230cmほどあるので、コミック本なら約200冊、CDならなんと約400枚も収納できるのです。
これだけの収納量があれば十分という方も多いでしょうが、もっとたくさんの数を持っているコレクターの方には、この薄型本棚が2つ・3つとセットになっているものがおすすめです。プライベートルームに、書斎に、オーディオスペースに……と、ご自宅の中で気軽に大容量収納を設けることができます。
他にもさまざまな魅力が・・・
薄型本棚には、スリムなサイズとそれに見合わない収納量以外にもたくさんの魅力があります。
(1)棚板が1cm間隔で動かせるので、収納物にあわせて調節できます。無駄なすき間を作りません。
(2)天井とのすき間には転倒防止用の金具を設置できるので、地震の際にも本棚が倒れることはありません。
(3)背面の底部分が壁の巾木(はばき)の高さにあわせてカットされているので、壁との間にわずかなすき間ができることなくぴったりとよせることができます。ホコリもほとんどたまりません。巾木がないお部屋なら、その凹み部分にコード類を這わせるのも賢い手です。
(4)もし収納スペースが空いたら、小さな観葉植物や小物を置けばインテリアとしてもおしゃれなディスプレイスペースになります。
大切に保管するなら扉付き
文庫本・コミック本・CD・DVDなどのコレクションが多く、かつホコリや日焼けを防いで大切に保管したいという場合には、扉付きの薄型本棚がおすすめです。
奥行は20cmと30cmがあるので、単行本サイズの書籍の収納もOK。つっぱり式で壁面一面が収納棚になるタイプで、こちらも収納するアイテムにあわせて可動棚を1cm間隔で調整することができます。憧れの壁一面収納を手軽に実現できるとしてとても人気です。
他にもさまざまな魅力が・・・
(1)扉は、振動があっても開きにくいプッシュラッチ。一度扉を押すことで開くので、たくさんのものを収納しても簡単にものが落ちることはありません。
(2)扉付き部分とオープンラックの部分があるので、大事にしたいものは扉部分に、頻繁に手に取るものやディスプレイしたい雑貨などはオープンラック部分にと、収納アイテムに合わせて使い分けることができます。
さらにスリムな薄型本棚ですき間収納を
すき間収納としての利用をお考えであれば、棚板部分の奥行が15cm、幅20cm、高さ180cm程度のさらにスリムなタイプをおすすめします。コミック本なら60冊、CDなら128枚を収納でき、収納力は十分。オーディオ機器やデスクの脇に、クローゼットやタンスの横に、ちょっとしたスペースが機能的な収納に大変身します。こちらは、転倒防止のために底板が少し前に出ているのもポイントです。 |