部屋の快適度は本棚で決まる!?
「本棚」は、いろいろある家具のなかでも場所をとる大きな家具。決して広いとはいえない一人暮らしの部屋をすっきりとさせるには、この「本棚」をうまく使うことがポイントだと言えます。
これから引越しをするあなたも、今の部屋をもっとおしゃれにしたいあなたも、本棚の購入計画を立てることで快適な空間を作りあげることができます。失敗しないコツは、収納する本はもちろんのこと、それ以外のアイテムにも目を向けることです。
1、本の量をシミュレーションしよう!
収納する本の量をシミュレーションせずに本棚を買うのは失敗のもとです。まずは、絶対に収納することが決まっている本の量を把握しましょう。
・これから引越す人は、今住んでいる家から新居に持っていく本の量
・現在の部屋で本棚を買い替える人は、そのまま持ち続ける本の量
次に、これから増える本の量を予測しましょう。
・定期的に買っている雑誌やコミックは何種類あるのか
・お気に入りの作家はどれくらいいて、どのくらいのペースで増えるのか
特に、具体的にシミュレーションをしてほしいのがマンガ好きな人。複数のマンガを新刊が出るたびに買っていると、あっという間にスペースが足りなくなってしまいます。そして、「すでにある本」と「これから増える本」を足して、何冊程度が収まる本棚が必要なのか目算をつけます。ひとまずこれで成功への第一段階は完了です。
2、本以外のものに目星をつけよう!
いくつも収納家具は置けない――これは一人暮らしの宿命。そこで活躍するのが本棚です。部屋にある"本以外"のもので、本棚に収められるものはないか探してみましょう。
本棚に収納できる代表的なものはごらんの通り。
・CD・DVD・ゲームソフト
・化粧品・香水
・ミニコンポやスピーカーなどのオーディオ機器
・加湿器やノートパソコンなどの家電
・時計やカレンダー、フォトフレームなどのインテリア雑貨
このなかから、専用家具を買うなど収納方法にこだわりたいものは除外し、本棚に並べてもいいなと思えるものをピックアップしていきます。
3、いざ、本棚を購入!
1と2で収納するものが決まったら、あとはあなたの部屋にぴったりの商品を買うだけです。置くものに合わせて選んでみましょう。
文庫本やコミックが多いなら前後で棚が可動するスライド棚、隠したいものが多いならフラップ式扉つき、雑誌やレコードを見せたいならディスプレー本棚……。家電や雑貨を置く場合は、あらかじめメジャーで高さ・幅を測り、奥行きや高さを確保できる商品を選びましょう。
こうしたムダのない本棚購入計画が、快適でおしゃれな一人暮らしの部屋づくりを決めます。緻密な計画で成功を収めましょう!
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