カラーや素材などのバリエーションに富んでいる本棚は、用途や収納するものにあわせたものをセレクトすることが大切です。どのようなものを選ぶかによって、便利な家具にも不便な家具にもなります。
以下では、さまざまな素材・用途のある商品のなかから、便利家具としての本棚をご紹介します。ちょっとした使い方の工夫で、とっても便利に使えるのでぜひみなさんも参考にしてみてください。
見せたいものをしまうならガラス戸付き!
収納する物をホコリから守るために、扉付きの本棚を購入される方も多いと思います。そのときに注意したいのは、「見えるようにしたいか」「見えないようにしたいか」をあらかじめ考えておくことです。
たとえば、本やファイル、CD、DVDなど見せたい物を木製の扉にしまってしまうと、中が見えないのでいちいち開けて確認しないといけません。外から見えるように収納したい場合は、背表紙が見えるガラス戸の付いた商品を選びましょう。
デッドスペースは本棚を置いて有効活用!
カウンターキッチンの下部分のデッドスペースなどを「もっと有効に使えたらなぁ」と思ったことはありませんか? デッドスペースを有効活用するのに打って付けな本棚は、ロータイプのもの。ロータイプなので収納量はさほど多くありませんが、収納ボックスやリネン類を置くのにちょうどいいサイズだと思います。
また、結婚式の引出物などちょっとしたキッチン小物を入れる収納が欲しい場合は、スライド式のものを選びましょう。一見、収納力がなさそうですが、見た目よりもたくさん収納できるので便利ですよ。
段違いディスプレイができる本棚もおすすめ!
本棚に本を手前と奥の二列にしまったときに奥に入れた本がわからなくなってストレスを感じた経験があるかと思います。
最近では、この問題を解消するために棚板がセパレートされた商品が登場しています。奥行半分のところで棚板が手前と奥で2枚にセパレートされているため、手前の棚板を少し下げておけば奥の棚板にしまった本の背表紙が見えます。
「奥にどんな本をしまったっけ……」という心配がなくなるので、便利に使うことができます。段違いにして小物など本以外の物をディスプレイしても、おしゃれな雰囲気になると思います。
置く場所が決まっていないなら扉付きを!
特に置く場所は決まっていないけど、収納が少ないからちょっとした本棚がほしいという方もいらっしゃるかと思います。そのような方には、扉付きの収納タイプがぴったりです。
玄関に置けば家族の靴をラクに収納できるシューズボックスに、キッチンに置けば整然とお皿やカップなどの什器を陳列できる食器棚に、リビングや居室では大量収納の本棚になります。用途の幅が広いので、大掃除などで物を処分したときに別の場所へ移動して使うというのもアリだと思います。 |